7/24~7/26 出展します

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イチローの警鐘

イチロー、遂に引退してしまいましたね。
日本人野手が、メジャーリーグでも通用する事を証明してくれて、数々の記録を作ってくれました。日本人初のアメリカ野球殿堂入りが、確実と言われています。引退発表の記者会見で、イチローは様々なメッセージを残してくれました。普段、インタビューを受けないタイプですが、発するコメントはいつも興味深く、私はいつも注目していました。
今回も、「2001年に僕がアメリカに来てから2019年現在の野球は、全く違うものになりました。頭を使わなくても出来てしまう野球になりつつあるような。選手も現場にいる人たちもみんな感じていることだと思うんですけど、これがどうやって変化していくのか。次の5年、10年、しばらくこの流れは止まらないと思うんですよ。」「(野球は)頭を使わないとできない競技なんですよ、本来は。でもそうじゃなくなってきているというのがどうも気持ち悪くて。ベースボール、野球の発祥はアメリカですから、その野球がそうなってきているということに危機感を持っている人ってけっこういると思うんですよね。だから、日本の野球がアメリカの野球に追従する必要なんて全くなくて、やっぱり日本の野球は頭を使う面白い野球であってほしいなと思います。アメリカのこの流れは止まらないので。せめてやっぱり日本の野球は決して変わってはいけないこと、大切にしなくてはいけないものを大切にしてほしいなと思います。」
近年のメジャーリーグは、”フライボール革命”と言われているプレースタイルが流行しています。これは、ゴロを打つよりもフライを打った方がホームランが増えて得点力が上がると言うデータから導かれた理論です。更に、データ分析の専門家を雇い、徹底的なデータ上で可能性の高い事をプレーに求められるようになりました。例えば、守備シフトは左の強打者の場合ライト方向に行く打球が多いデータがある場合、1,2塁間に内野手が3人守ると言う極端な守備位置を備えます。それらをチームで、徹底的に実戦した2017年ヒューストン・アストロズは、ワールドシリーズで優勝して結果を残しました。
しかし、イチローはそれらを疑問視しています。本来の野球は、データを参考にして実際のプレーは選手の頭で考えた感覚、経験での駆け引きを重視するのが野球の醍醐味では?と言いたいのではないのでしょうか。


また、記者会見では二刀流の大谷翔平について
「世界一の選手にならなきゃいけない選手ですよ。そう考えています。」
「投げることも打つこともやるのであれば、僕は1シーズンごとに投手、次のシーズンは打者としてサイ・ヤング(賞)と本塁打王をとったら。そんなことなんて、考えることすらできないですよ。
でも、翔平はその想像をさせるじゃないですか。この時点で明らかに人とは明らかに違う選手だと思う。その二刀流は面白いと思うんですよね。なんか、納得いってない表情ですけど。投手として20勝するシーズンがあって、その翌年に50本打ってMVP取ったら化け物ですよね。でも、それが想像できなくはないですからね。そう思ってますよ。」
今年は昨年肘の手術をした影響で打者に専任する、大谷翔平。当然、メジャーリーグの各チームはデータ分析をして、打者大谷を丸裸にして対戦するはずです。その包囲網を掻い潜って、どれだけの活躍をするのか?イチローが引退したメジャーリーグでも、まだまだ今年は観戦する楽しみは尽きません!